美容ディーラーとして独立すると、何が変わるのか。
- ヤマモト高陽 編集部

- 7月11日
- 読了時間: 4分
更新日:7月14日

独立を考え始めたあなたへ

「独立したら、今よりもっと自由に働ける。」
美容ディーラーとして経験を積むほど、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、独立して初めて気づくことがあります。それは、営業と会社を運営することは、まったく別の仕事だということです。
担当サロンとの信頼関係が築け、自分の提案で売上につながる経験を重ねるほど、
「自分でもやっていけるのではないか。」
「もっと自由な働き方ができるのではないか。」
そう考えることは決して珍しいことではありません。
実際に、「美容ディーラー 独立」「美容ディーラー 開業」と検索する方も少なくありません。しかし、多くの方が最初に思い描く独立と、実際の独立には大きな違いがあります。
独立とは、営業を一人で行うことではありません。一つの事業を運営し、継続していくことです。営業は、その仕事の一部に過ぎません。
営業の先にある仕事

会社員として働いていると、
営業活動に集中できる環境があります。
商品は必要な時に届く。
請求書は発行される。
売掛金は管理される。
メーカーとの商談や物流の手配も、会社が支えています。
普段は意識することが少ない仕事ですが、営業活動の裏側では、多くの人と仕組みが動いています。
しかし独立すると、その一つひとつを自分で考えなければなりません。
営業を続けるだけではなく、会社を続けるための判断が毎日求められるようになります。
毎日が「判断」の連続になる

営業だけを考えていれば良かった毎日から、会社全体を考える毎日へ変わります。
営業活動だけに集中していた頃は、判断する必要がなかったことが、独立すると毎日のように発生します。
例えば、次のような判断です。
この値引きでも利益は残るのか
請求金額は予定どおり回収できるのか
どの商品を在庫として持つべきか
どのメーカーと、どんな条件で取引するのか
今月だけでなく、半年後の利益も確保できるのか
営業力はもちろん大切です。しかし、それだけでは事業を続けていくことはできません。
そして、その判断を自分で担うのか。それとも一部を仕組みに任せるのか。
実は、美容ディーラーの独立には、その考え方によってさまざまな形があります。
美容ディーラーの独立には、さまざまな形がある

一口に「独立」といっても、その形は一つではありません。
会社の運営を自分で行うスタイルもあれば、仕組みを活用しながら営業活動に集中できるスタイルもあります。
また、会社づくりを重視する方もいれば、自分らしい営業スタイルを大切にしたい方もいます。
どれが正解ということではありません。
大切なのは、自分がどのような未来を築いていきたいのか。
その未来によって、選ぶべき道も変わってきます。
このコラムでお伝えしたいこと

このコラムでは、
独立を勧めることも、止めることも目的ではありません。
私たちがお伝えしたいのは、
美容ディーラーとして独立するなら、
どんな準備が必要なのか。
何を知っておくべきなのか。
どうすれば長く事業を続けられるのか。
その答えを、現場で経験してきたことをもとに、
一つひとつ整理しながらお伝えしていきます。
まとめ

美容ディーラーとして独立することは、決して特別なことではありません。
しかし、営業経験だけで成功できるほど簡単でもありません。
独立すると、営業だけではなく、利益、お金、メーカーとの関係、会社の仕組み、将来の事業づくりなど、考えるべきことは大きく広がります。
だからこそ、独立を考え始めたら、
「営業ができるか」だけではなく、「事業を続けていくために何が必要なのか」
という視点を持つことが大切です。
この連載では、独立を考えるうえで知っておきたいテーマを、一つずつ掘り下げながら解説していきます。
次回は、「始めるお金」と「続けるお金」の違いについて、実際の美容ディーラーの視点から詳しく解説します。

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